体の悩み

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子どもの好き嫌いが多くて悩んでいます。野菜や魚が嫌いで食べてくれません。よい方法はないでしょうか。

6歳 男子の母


「食べること」は、子どもの身体や心の成長に大きく影響します。
また、食べることは一日三食、一生続くことなので、好き嫌いがないということは食べる楽しみが毎日続くことになるのです。ですから、好き嫌いがなく、「食べることが楽しい!」と毎食感じられたら、子どもの人生にとって、幸せな時間をたくさんもつことができるといっても過言ではありません。


しかしながら、子どもの頃好き嫌いがたくさんあっても、人間の味覚はさまざまな環境を通して年齢と共に変わっていくものです。子どもの好きなもの、食べるものだけを作るのではなく、いろいろな種類の食べ物を食卓にのせてあげましょう。そして、子どもが嫌いだという食べ物に関しては、野菜が育っていく過程や食べたらどんな栄養になるのか、わかりやすくお話してあげてください。そうすることで、「栄養のある食物には命があり、自分たちが育っていくために植物や動物の命をいただいている。」ということが少しずつ理解できてきます。子ども自身が「嫌いな物でも少しだけがんばって食べてみよう」「これを食べたら、どんな栄養になるの?」と嫌いな食べ物に興味をもつようになったら、まずは成功です。つまり、好き嫌いを無くす一歩は、食べることの意味や嫌いなものへ興味をもつような気持ちを育てることです。家庭での食事の中で、子どもたちに食べることの大切さや楽しさをコミュニケーションしながら伝えていくことがとても大切です。嫌いだから、食べないからといって調理しないと好きになる機会もなくなってしまうので、気をつけてください。まずは作って、「美味しい!」とお母さんやお父さんが食べてみせてあげることが一番効果的かもしれません。また、最も注意すべきは「食べることは、子どもの意思を尊重する」ことです。自発的に子どもが「食べてみるかな」と思うまで、強制しないで待ってあげてください。食べることができた時、美味しく感じた時、食べる楽しさと、自信につながります。
嫌いな食べ物を克服するポイント


  1. カレーやハンバーグなど子どもの好きな料理に細かく切ったりすったりして混ぜる。

  2. 最初は、一口大以下の大きさを出す。(成功した時、どんな大きさでも食べることができた!食べきった!という、自信につながる)

  3. 食べることができたら、おとうさん(家族)の前で報告し、みんなでほめてあげる。

  4. 一緒に料理をつくる。自分が食べなくても家族のためにつくることで、食べ物に対しての興味がわいてくる。

  5. 小学校低学年くらいまでなら、表をつくって「チャレンジ賞」と書いたシールなどを貼って、ほめてあげるのもいいでしょう。


回答 松田みほ


 

[プロフィール]

松田みほ

子ども教育情報センター 代表

こどもじゅくを運営する子ども教育情報センター代表。
教育アドバイザーや病院栄養士の経験から、子どもの食育・教育をテーマに
セミナー、講演やカウンセリングなどで活動中。