心の悩み

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初めてお便りさせていただきます。
小5娘の相談です。

小学校低学年までは、友達もたくさん居ました。
今は友達と言える子が居ないみたいで学校内・下校後いつも一人で過ごしているみたいです。
学校の事については、忘れ物が多く、宿題も無いとうそもつきます。

『学校に行きたくない』と妻が毎朝てこずっているみたいです。


聞き出そうとしてもまともに答えてくれないので担任の先生にも相談に行きましたが、特にいじめられているという事も無く、逆にクラスメートから声をかけてもらっているらしいですが、本人が受け入れず、情緒不安定がひどく目立つみたいです。


親の目から見てプライドは人一倍強いところがあります。


また、学習についていけていないところもあり、プライドが邪魔しているのではないか?と感じています。


先日、廃材の板に彫刻等で『情けない』と彫り物をしていました。


また、『知らないところに行きたい』とも口走りました。


これについては、妻が、『知らないところでは友達も居ないよ』と言ったところ、『それでもいい』と言い返したそうです。


どのようにフォローして行けば良いかとても悩んでいます。


そして、いつか自傷行為とかに発展しない事を心

配しています。
良いアドバイスを頂ければと思い相談させていた

だきます。
ご指導宜しくお願い致します。

ちなみに、父親の私は、単身赴任・妻は夕方までパートです。

小5女子の父


今、お子さんは孤独感、虚無感のような感情を持っており、この状態から何とか脱却しようともがいているのが感じられます。

小学5年生ともなりますと、子供から少女に、外見と同じくメンタル(精神)的にも移り変わる時です。

よく『夢見る少女』と例えられるように、年齢的にもこのころから将来に対して男の子よりも女の子の方が具体的な将来像を思い浮かべるようです。

お子さんも小さい頃よりは身の回りのことなどができる年代となり、お母さんも夕方までお仕事ができるという状況で、仕事の環境が充実され、お立場的にも比重が大きくなってきたのではないでしょうか。

お父さんは単身赴任、こうした大切な時期にご家族がそれぞれの都合で子供の話が聞けないということが多いようです。

低学年のころは、ある程度子供の先天性能力が発揮され優劣の差があると思いますが、高学年に向かって予習復習の努力が実ってきます。

こうした大事な時期に精神的に満たされていないと惰性で進んでしまうものです。

そうすると成績も下がり、向上心がなくなってしまい自己嫌悪に陥ってお友だちとの協調性もなくなって自分だけの世界に入ってしまいます。

早く娘さんの心を充実させるには傍にいらっしゃるお母さんが子供の立場になって考えることが大切なときだと思います。

親目線で話をするのではなく本人を尊重してあげ、正面から向かい合ってお話しすることが大事だと思います。

『情けない』と彫り物をした事に今の自分の心、全てが凝縮されていると思われ、そして『知らないところに行きたい』というのは何とかして自分を変えたいということの表れのように感じます。できる事であれば娘さんが学校から帰る頃には、お母さんは家にいると言う状態がベストであるように思います。

子供というのは自分の両親が人生の教科書なのです。

お母さんは娘さん中心に考えているとは思いますが、今一度、ご自分を振り省ってみてくださるとお分かりになるのではないでしょうか。

仕事があるから後で聞く、仕事が終わったらという風に後回しになっていることはないでしょうか?

そばにいるお母さんは仕事が優先になって娘さんとの会話が大人目線になっているのではないかと感じ取れます。

今の娘さんにとって、自分のため家庭のために働いてくれるお母さんを望んでいるのではなく、
女性として身体の成長などにも戸惑っているのかもしれません。お母さんの方から声をかけてほしい、困った時傍にいてほしい、力になってほしい、そういうお母さんが必要な時期なのではないでしょうか。

そして自分の小学校の時をお話してみたりなさっては如何でしょうか?

共働きの家庭も、母一人で子供を育てている人もいるのでは?と思われがちですが、子供が自分の置かれている環境を知っていて初めてお母さんはお仕事を頑張れるのではないでしょうか。

他のご家庭を対象にするのではなく娘さんのことをどう対処して行ったらいいのか・・・・・とにかく娘さんに寄り添った会話が必要な時だと思っております。

この時期に気づかせてくれたご先祖様、神仏に感謝したいですね。

必ずや、皆から愛される元の快活なお嬢さんとなる事を信じてやみません。

回答 知念教靜