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「魚を一匹与えれば、一日食べられる。魚の獲り方を教えれば一生食べられる。」

 学習習慣は、子どもにとって一生涯の財産です。
そもそも人間は弱い者で、勉強に限らず物事の全般において、持続、継続ということは、得意な事ではありません。しかし、そこに何らかのモチベーションや目標、目的ができると、人間の本来が持っている「自分自ら何かをする、自らできる」という能力が伸びて、苦労を苦労と思わずに、何事にも前向きに挑戦し続けることができます。

 昔から受験シーズンになると、子どもたちは必死になって勉強します。しかし、中学生の時点で学習習慣があるかないかでは、結果は大きく違ってきます。中学生になると自我も強くなり、よほど強い意志をもって毎日勉強しないと、なかなか今までと違った習慣を日常生活に取り入れることはむずかしいものです。

 低学年のうちに学習習慣の土台を身につけると、思春期の始まる高学年よりも素直に受け入れることができるので、子ども自身、苦痛なく身につけることができます。また、早い段階から勉強の習慣をつけると、受験という言葉にも追い立てられることなく、苦手な教科もその子に合ったペースでじっくりと時間をかけながら克服していけるので、「わかる喜びや目標を達成する楽しさ」を十二分に実感することができて、とても有効的です。「自分でできた。わかった。」という喜びや楽しさは、「自分自らやってみよう。やってみたい」という、挑戦欲を生み、結果として学力の向上につながっていきます。受験が間近になってから「こんなはずじゃなかった・・」「もう少し早い時期から頑張っていれば・・」とならないように、少しでも早いうちに学習習慣を身につけてあげましょう。最初は、10分でもいいから毎日続ける事の方が大事です。はじめから1時間も2時間も勉強させると子ども自身にストレスが溜まります。「この日は3時間勉強したけれど、次の日はしない。」というやり方ですと、勉強をすることが面倒に感じてしまいます。習慣をつけるには、10分でも毎日続ける事に大きな意味があるのです。

 また、勉強の仕方にとても重要なポイントがあります。「あれをやって、これをやって・・・」と、次々と問題の解き方だけ繰り返し練習したり、その時の点数だけにとらわれて答えそのものだけを追い求めていると、解いたことのある問題のパターンはわかりますが、それ以外の問題が出てきたら「やったことがないから、解けない」という大きな壁になってしまいます。

 中国に『魚を一匹与えれば、一日食べられる。魚の獲り方を教えれば一生食べられる。』という、ことわざがあります。勉強も同じで、考え方、取り組み方をしっかりと身につけることが一生の財産となるのです。様々なわからない問題をどうやって対処するのか?を自ら導き出していける力を身につけることが、とても重要です。

 わからない事を勉強するというのは、なかなかできることではありません。だからこそ、そこに必要な忍耐力や目標を達成しようとする強い心を育てていく毎日の学習習慣こそが『一生食べられる』大きな力となっていくのです。


札幌進学教室 新さっぽろ、東京+α校
塾長 東野弘光

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