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小学生のうちにやっておくべきこと

 中学生が勉強を苦手にする原因のほとんどが小学生の時の勉強にあると言っても過言ではありません。そのポイントをいくつかご説明いたします。

(1)読み・書き・計算
小学1年生~4年生の間に、学習の基本である「読み・書き・計算」をマスターさせることは絶対的に必要です。「読み」は音読をたくさんさせることで向上して行きます。例えば中学1年生の生徒の読書スピードを調べてみると平均的には1分間に400文字前後のスピードで文章を読み内容理解をしていますが、これが200文字以下の生徒もいます。これではテスト等では時間が全く足りませんし、脳への情報の入り方が遅いため、頭の回転も遅くなります。「書き」の訓練を怠っていると、情報を整理することができないため、記憶にも悪影響を及ぼします。「計算」が出来なければ算数・理科は確実に苦手化して行きます。

(2)勉強するクセ
小学4年生までは最低でも1時間。高学年になると2~3時間の勉強時間を“家庭で”とる必要があります。「塾に行っているから大丈夫」という方が多いのですが、塾でどれだけ勉強時間を確保していても、家で勉強しない生徒は確実に“落ちこぼれ”ていきます。

(3)10歳からは「考える」「説明する」力を
「考える」教育の必要性を説く方が多くいらっしゃいます。しかし、小学3・4年生までは「詰め込み学習」で十分です。言葉を覚える。漢字を覚える。計算ドリルを繰り返し行う。これが大切です。しかし、9~10歳の間に人間の脳は変化して行きます。乳歯が永久歯に生えかわるように、記憶のやり方を変えていきます。それまでは「丸暗記」をしていた脳が、10歳頃から「考えて覚える」脳に切り替わるのです。 「考えて覚える」とは、それまで丸暗記してきた知識を元に、新しい情報を整理して行くという意味です。例えば5年生で『猿も木から落ちる』ということわざを学ぶとします。どんな名人でも失敗することがあるという意味ですが、「猿=木登りが得意」「木から落ちる=失敗の象徴」であるという既に知っている情報を元に、意味を考えながら理解します。そして、「そういえば国語の得意なOO君が漢字をうっかり間違えていたな」という経験とつなぎ合わせていくことで記憶として定着していくようになります。
この「考えて」覚えるやり方を知らずに丸暗記という記憶方法だけで中学生になると、『覚える量が多すぎて勉強しきれない』『去年習ったところを忘れてしまった』という理由で学力がどんどん落ちて行くのです。

 公立小学校では、授業を理解していれば100点がとれるようなテストしか受けません。また多くの学校の評価が絶対評価なので、学力というものへの意識が薄れてしまう方もいらっしゃるようです。しかし将来において必ず「受験」をするのですから、しっかりと学力をつけていくための基本を身につけておくべきでしょう。それが結果的には生徒が効率的に勉強できることにつながり、勉強で苦労することを避けることができるのです。
スポーツや芸術に比べると勉強なんてカンタンです。やればやっただけ結果が出るのですから。しかし正しいやり方を教えてあげなければ成果につながらずに生徒がやる気を失ってしまうかもしれません。この夏休みは、「正しい勉強のやり方」を身につけるというテーマに取り組んでみてはいかがでしょうか?家庭教師のトライでは、そういったご相談には無料でお答えしています。(無料電話相談:0120-555-202)


家庭教師のトライ
専務 森山真有


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