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合格実績を強調していても、それだけにとらわれてはいけません

学習塾の経営は、特殊な業種ではありませんので、誰でもやりたいと思えばできるものです。その教育内容や質は各学習塾によって千差万別です。ですから、塾選びを子どもの性格で選ぶのもひとつの方法かもしれません。 

塾に入って成績が伸びる子と伸びない子がいます。たとえば、何事にも積極的に行動し、自分から質問できる子は、塾を上手に活用できますから、どんどん成績が伸びていきます。 

逆に、他人の話を落ち着いて聞く習慣が身についていない子は、集中力がなく、自己中心的です。そのような子は、授業にすぐ飽きてしまい、成績が思うように伸びません。

また、塾も大手学習塾から地域密着型の中小学習塾、さらに家庭教師にいたるまで多種多様で、それぞれメリットとデメリットを持っています。そこで、「経営理念」というひとつの基準から、塾を五つに分類しました。

 第一に学習中心の「進学塾」。二つ目は「総合塾」で、補修と進学の二コースに分け、習熟度別で指導しています。三つ目が「補習塾」です。学校の教科書に準拠しながら、中間・期末テスト対策も指導します。四つ目が「教育理念塾」でかなり勉強が遅れている子を学習以前のことから指導してくれます。五つ目が「個別指導塾(家庭教師も含む)」です。

 性格が粘り強く、素直で、成績上位の子は進学塾で十分成績が伸びますが、かなり勉強が遅れている子は、補習塾がよいと思います。 気の弱い子は、成績上位であっても進学塾より総合塾の方がよいかもしれません。学校の勉強にまったくついていけないとなれば、教育理念塾がよいと思われます。

 新聞の折り込みチラシを見て、学習塾を選ぶ方も多いと思います。ですが、合格実績だけを強調する進学塾はあまりおすすめできません。それよりも、その塾の経営理念をよく把握し、子どもの成績や個性を考えて選ぶことをおすすめします。

出典:月刊イズム2008年3月号より引用加筆
監修:教育アナリスト 本田元則

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