教育・学力情報

HOME  教育・学力情報  私立の中高一貫教育(今年度の入試)

2009年度 北海道私立中学入試を検証

2009年度の北海道札幌圏の私立中学受験者総数は、前年度より減少しました。
私立中学校受験者は、2000年から順調に増えてきたことから、 人気にかげりが出たのでは?
不景気を反映したのでは?という見解を出すところもあります。

この受験者の総数とは、併願者を含んだ数字です。
一つには、各校の入試日が重なっていたという点があります。

札幌圏10校(女子校3校/共学6校/男子校1校)の 今年の入試日を振り返って見てみます。

1月9日(金):3校(女子校1/共学2)
1月10日(土):2校(女子校1/共学1)
1月11日(日):1校(共学1)
1月12日(祝):1校(男子校1)
1月13日(火):1校(共学)

入試日が同じであると もちろんその両方を受験することはできません。

元々、北海道で私立中学に実際に入学する人の数は、 ここ数年、1,000人前後とほぼ横ばいで推移しています。

1,000人前後の人数が、各学校を併願で受験しているに過ぎず、 その中で、併願する学校数が減ったという形にはなりました。

本当に景気を反映しているというのであれば、 費用の安い学校に受験者が増えていく傾向が生まれるはずですが、 現状では、学費が安い高いに学校の人気は直接反映されてはいないようです。

収入が減ると私学に行けなくなるという懸念は確かにあるでしょう。
現状では、受験者総数は1,000~2,000人(北海道の小学校6年生は5万人前後) と少ないのですから、経済的に余裕のある層に北海道の私立中学校各校が確実に評価されていれば 受験者数は、影響を受けないはずです。
残念ながら、北海道で子どもを持つ層の人たちの私学に対する関心、教育に関する関心が、首都圏や近畿圏に比して薄いというのが現状です。
北海道の私学は、もっと、経済的に余裕のある層に受け入れられるような、 「これなら行ってみたい」と、誰もが行きたくなるような教育を打ち出していかなければなりません。


12