学力の悩み

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中学3年生息子の事で相談があります。
受験が近づき成績もランク的には問題ないと担任の先生に言われておりました。
でも今年に入り対策ABCのテスト結果では 第一志望はかなり厳しい状況になりました。
塾には小学校6年生から行っておりますが、なかなか周りのお友達のように成績が上がったとかテストの点数が凄く良いとかと言う経験が出来ないままこの時期になりました。

これからでは 遅いのかと思いますが 最後の追い込みで必要な事があれば教えて頂きたいです。
宜しくお願いいたします。

中3男子の母


受験直前

中学3年生の子どもたちは、これから受験にむけてますます追い込みの時期に入ります。
この時期は「子どもがより意欲的に勉強に取り込めるように」子どもの心の状態をみながら、明るいポジティブな言葉をかけてあげることがとても大切です。
我が子を心配するあまりに、学校や塾から帰ってきたとたんに「ちゃんと勉強したの?」「○君は○点も上がったみたいだけど、大丈夫なの?」などと、
親の不安な気持ちをストレートに言ったり、他人と比べた批判めいた言葉は禁物で逆効果です。
中学3年生は思春期で、人に言われたことを繊細に受け止めてしまい、
とても傷つきやすい時期だということを忘れてはいけません。

これからますます学校、塾、友達関係の間で勉強や受験にかかわる話題が増えて、競争感も高まり、
「全部覚えなきゃいけない、全部問題を解けるようにならないと・・」などと
勉強に対して不安になったり、あせりが募るなど、心の中はとても複雑になります。
特に男の子は、親にもまわりの人にもそんな心の状態を悟られたくないので表情に出さないので、
家庭に帰った時くらい一瞬勉強から解放されて「ほっとするなあ」「安心するなあ」と親の愛情を感じることができなければ、心が不安定のまま「身に入らない勉強」を続けてしまいます。
学校や塾から帰ってきた時、「お帰りなさい、寒かったでしょ?」「体調は大丈夫?
お腹すいた?」など自分のことを案じてくれたり、理解してくれようとするお母さんのあたたかい言葉は
「親は自分を理解してくれる強い味方なんだ」と、親が思っている以上にうれしくもので、疲れた心もとてもやわらぎます。
それがまた自ら勉強に取り組もうとする意欲的な姿勢につながり、頑張り抜く大きなパワーとなるのです。また勉強面に関してはできるだけ信頼している先生に任せて、わからないことは息子さんが直接相談するように促してあげましょう。
先生との信頼関係がより良くなれば集中力も増してきます。

最後に・・
受験勉強は、親子共々「気力と体力」が勝負です。
大切な追い込みの時期に家族みんなも風邪やインフルエンザにかからないように、
毎日、栄養バランスのよい食事や睡眠時間の確保などの健康管理に徹するのも親の大きな役目です。
受験当日、悔いなく実力を発揮できるように、家族みんな協力し合いがんばってください。

回答 松田みほ


 

[プロフィール]

松田みほ

子ども教育情報センター 代表

こどもじゅくを運営する子ども教育情報センター代表。
教育アドバイザーや病院栄養士の経験から、子どもの食育・教育をテーマに
セミナー、講演やカウンセリングなどで活動中。