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vol.5むし歯予防の第一歩は、むし歯の原因を知ることです。

むし歯予防の第一歩は、むし歯の原因を知ることです。
健康な歯でよくかんで食べることが、育ち盛りの子どもにはとても大切です。

三好プリベント歯科 院長 三好弘祐

毎日歯を磨いているのにむし歯になるのはなぜ?

むし歯の原因は、歯の汚れや口の中のむし歯菌の数・唾液の量・糖分の摂取回数・歯の質・歯並びの乱れなど、さまざまな要素が絡んでいます。
口の中の環境には個人差があり、毎日歯磨きをしていてもむし歯になりやすい人と、むし歯になりにくい人がいます。
例えば「口の中の虫歯菌が多い」「むし歯菌は少ないけれども唾液機能の働きが弱い」「間食の頻度が多い」など原因は様々です。
現在、自分のむし歯のリスクを知る方法として『唾液検査』があります。
唾液を採取するだけで、自分のむし歯のリスクを知ることができます。
その原因にスポットを当てて、一番何が効くのかを明確にして予防することが大事です。

むし歯予防は糖制限です

昔は「むし歯の原因=お口の中の菌が引き起こす」といわれていましたが、現代は「口の中のバランスが崩れて酸性になった時に、むし歯が発生する」といわれています。(※本来人間の口の中は唾液と唾液中の細菌によって中性(ph7)に保つようになっています。)
その主なむし歯の原因が「糖」です。
糖を食べると、口の中が酸性になり、むし歯菌が活発になるため、むし歯をつくりやすくなります。
また糖質を制限すると、むし歯をつくる菌のエサ(糖)が減るので、必然的にむし歯になりにくい環境になります。
これから暑い夏が訪れて、水分補給をする機会がぐんと増えます。
飲料水には思っている以上に、糖が含まれている場合があるので、お子様の歯の健康を守りながら、飲料水を与えましょう。

食べる糖の摂取量より頻度の方が重要

間食が多い人はむし歯になる可能性が高いです。
お菓子をだらだら食べ続けたり、砂糖の入った飲料水を時間をかけて飲んでいると、お口の中がずっと酸性のままなので、自らむし歯になりやすい環境を作ることになります。
むし歯予防は一回に食べる糖の摂取量より頻度の方が重要なのです。
食べ物を口にする回数が1日4回以下なら虫歯の発生が低いので、1日4回(朝、昼、夜以外におやつ1回)を目安にしましょう。
あとは口の中に何も入れない時間を最低2時間として、一日に何回作れるかが一つのポイントになります。
飴1個、ジュース1杯も1回にカウントされるので、食べる回数を増やさないように、食事の後にデザート(甘いもの)を続けて食べて1回の食事とするのもよいでしょう。

小児矯正

近年の食生活の変化により、食べ物が柔らかくなり、ほとんど顎を動かさなくても飲み込めてしまうことが原因で、舌や口の周りの筋肉が衰え、顎の発育不足になっています。
それが原因で顎の大きさが広がらず、歯の生える場所がなくなり、歯並び・噛みあわせが乱れている子がとても多いです。
小児矯正の治療段階は、「1期」と「2期」に分かれています。
近年は顎の骨が成長する力を利用して、歯の生えるスペースを確保するために顎の骨格をしっかり広げる「顎顔面矯正(1期矯正)」と、3Dプリンティング技術の向上により高精度に作られたマウスピースで「細かい歯並びを整えていく「マウスピース矯正(2期矯正)」を行うハイブリッド(複数のメリットを掛け合わせた)矯正があります。

●顎顔面矯正(1期矯正)
乳歯から永久歯への入替わりの時期に行います。
顎顔面矯正のメリットは、顎のバランスをとりながら、成長期を活かして顎のベースを広げていきます。またそれとともに鼻腔通気や呼吸の改善も期待できます。

●マウスピース矯正(2期矯正)
2期矯正ではマウスピースを使用し、個々の歯並びを整えていきます。
近年デジタル化が進み、高精度なマウスピースで矯正ができるようになりました。
ブラケット矯正と比較すると痛みは比較的少ないですし、見た目もきれいで目立たないのが特長です。

健康な歯でよくかんで食べることが、育ち盛りの子どもにはとても大切です。子どもの歯の健康を守るためには、虫歯のメカニズムをよく理解し、効果的な予防策を行い、子どもに正しい生活習慣を身につけてあげましょう。

上記の内容は、札幌市小学校配布の北海道おやこ新聞〔小学生版〕2023年7月号に取材記事として掲載されました。

こどもの歯並び相談・無料矯正ご相談を行っています。
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歯とお口のお話

痛くなってから、悪くなってから「治療する」のではなく、お口の健康を守り育てること。
つまり、治療のゴールは「再発防止」です。
家族みんなで健康な歯を維持しましょう。

vol.5 アドバイザー三好プリベント歯科 院長 三好弘祐

歯は悪くなってから治すのではなく、お口の健康を守り育てることが大切です。

歯科医療ほど、先生の考え方によって大きく治療内容が変わる科はないと思います。
まったく手を付けずに経過観察するという診断もあれば、抜いて入れ歯にする、インプラントにするという治療までその格差はとても大きいと思います。
私の治療方針としては、まず自分の家族にしたいと思う治療を念頭におき、来院された方とよくお話して最善の方法を決めています。


略歴
昭和42年札幌出身
●新琴似小中卒
●北海道札幌北高卒
●北海道大学歯学部卒
●二期会歯科クリニック勤務
●三好プリベント歯科開院
所属学会・所属研究会
●北海道大学歯学部第二保存科同門会員
●日本臨床歯周病学会会員
●CHP研究会会員(HTP東京2期生)
●床矯正研究会会員
●PDM札幌(破折歯接着修復治療)会員
資格・研修
● ニューヨークコロンビア大学歯周病学研修
●ブローネマルクインプラント認定書取得
●黒江 和斗先生による顎顔面矯正治療法セミナー
  顎顔面矯正治療法ベーシックコース・アドバンスコース修了

三好プリベント歯科 院長 三好弘祐

三好プリベント歯科

当院は、定期健診、ホワイトニング、インプラント、破折歯接着修復、審美歯科、大人・子どもの矯正治療、審美歯科を行っています。

三好プリベント歯科って、どんな歯医者さん?

お口の健康が皆様の「元気の素」に!!
  • 来院される方の価値観・健康観に基づいた健康のサポートをします。
  • 気持ちのよい清潔で快適な環境を整備します。
  • 日々治療技術の研鑽会に努めます。
  • 一人一人にとって最善な治療とは何かを常に考えます。
  • 来院される方とのコミュニケーションを大切にします。
  • 基本的にはご予約をお願いしていますが、急な痛みなどの場合はまずご連絡ください。

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土曜日 9:30~16:00
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医療法人社団白優会 三好プリベント歯科